侮るな東京の山 新編奥多摩山岳救助隊日誌

 3月に発売された本ですが、つい最近、本屋で目にとまり買ってみました。作者は、長年、東京都奥多摩エリアの青梅警察署山岳救助隊に勤務されてきた金 邦夫氏です。この本は、金氏の著書「奥多摩登山考」「金副隊長の山岳救助隊日誌」「すぐそこにある遭難事故」の三冊をもとに再編集されたものです。奥多摩での滑落、道迷い、行方不明などの山岳事故を扱い、ひとつの例が10ページほどで書かれており、読み易くなっています。そして、奥多摩登山をされる方には、必読書だと思います。事例と同じコースを歩いたことがある方は、場所が想像でき、また、これから歩こうと思う方は、要注意事項が把握できるのではないでしょうか?
 ヤマケイ新書はよく買うのですが、ヤマケイ文庫は、今回、奥多摩の山を扱っているということもあり、初めて買いました(たぶん、、、)。
登山に関する用語や場所、事象などが、注釈に書かれていて初心者にとっては、知識を増やすのにも多少役立ちます。

Author: hiro2017

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