昨年の3月に起きた北海道利尻島利尻山でのバックカントリーツアー中の雪崩事故に関して、ガイドと主催会社社長が業務上過失致死傷容疑で書類送検されたというニュースがありました。バックカントリーツアーでの立件は珍しいとのことです。
自然の中での活動は、基本、自己責任といわれていますが、ガイドツアー中の事故となると管理責任が問われてきます。この手の事故で危険予知は難しいものもあると思われます。しかし、今回は雪崩注意報が出ていたなかでのバックカントリーだったようで、明らかにガイドのミスのようです。
登山とバックカントリーでは異なりますが、今回の記事を見て、「那須雪崩事故」の教訓は生かされなかったものなのかと残念です。