国立公園の歩道5割が管理者不在

先日、環境省が昨年の夏に実態調査をし、今年3月にまとめた国立公園内の登山や散策に利用される歩道についての報告書に関しての報道がありました。
 それによると、全1127路線のうち、管理者がいないものが50%にあたる561路線あると書かれていました。
 観光資源となる登山のオーバーユースが問題となる中、その自然を管理する者がいないという現状、これから大きな問題となってくるのではないでしょうか?
 登山は自己責任といいつつ、登山道の整備不良による事故においては管理者の責任問題が大きくなってくると考えますが、皆さんは、どう思われるでしょうか?
 資料

 今年の夏の記事ですが、2022年に埼玉県小鹿野町の二子山でクライミング中に墜落した男性が町に対し、「岩場の管理が適切ではなかった」として訴訟を起こしています。
 資料

 2年前2021年12月18日に、下記の本が発売されましたが、その影響で実態調査を行ったのではないかと思えるほどタイミングがいい。個人的な意見ですが、、

ヤマケイ新書
これでいいのか登山道
出版社:山と渓谷社
出版日:2021年12月18日

Author: hiro2017

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