連日、山岳遭難のニュースを目にしますが、中高年あるいは外国籍の登山者が多いように感じます。そして、そのほとんどが下山中の転倒あるいは、滑落です。
中高年登山者の中には、定年後に登山を始めるという方もいらっしゃいます。しかし、ほとんどの方は若い時ある程度経験を積んだ方ではないでしょうか。そのような方々が滑落や転倒を起こすということは、自分の体力や経験にあった登山を行っていないと考えてしまうのですが、どうでしょうか?
組織キャンプの閉会式では、「家に着くまでがキャンプです。気をつけて帰りましょう」としめの言葉で言われます。それと同じで、登山も家に着くまでか登山です。山頂に着いて達成感を得ることもいいですが、下山する体力を残せる登山を目指しましょう。