山岳遭難、過去最多

 9月13日に夏山期間(7~8月)の山岳遭難(遭難件数 738件、遭難者数 809名)が発表され、発生件数、遭難者数ともに過去最多と報道されました。遭難件数が多いということは、それだけ、山歩きを楽しむ人が多くなってきているのだと思います。しかし、その反面、 安易に山へ出かける方も増えてきているのではないでしょうか?
 閉山後の富士山へ登ろうとする人や登った人がいて注意をすると「自己責任でしょ」という返事が返ってきたというニュースがありました。確かに登山は自己責任ですが、閉山された山に登ってよいということにはなりません。少し前ですが、都内では安易な119番通報は途中で打ち切ると報道がありました。しかし、山岳遭難では、いくら軽度(疲労、捻挫など)のことでの救助要請でも、あるいは、無謀な登山(閉山中の山への入山)の結果の救助要請に対しも活動を中止することは出きません。そのことを考え、登山を行ってほしいものです。
 1ヶ月もすれば、紅葉のシーズンを迎え、また、登山者が増加します。楽しい山歩きは、事前準備と自分の体力と技術にあった山選びが大切だと思います。

Author: hiro2017

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