暑さ指数から考える夏場のアウトドア活動

 この夏の全国的な暑さ指数をみていると、そろそろ、夏場のスポーツやアウトドア活動を制限すべき時がきているのではないかと思ってしまいます。暑さ指数の説明は、以前にしていますので省略しますが、ここ最近、危険(運動は原則中止)、厳重警戒(激しい運動は中止)という日が続いています。そして、今年のアウトドアでのニュースを読んでいて気になったものをいくつか挙げると、
1.世界中のボーイスカウトが集う世界スカウトジャンボリーで開会式直後から熱中症患者が続出しています。
2.高校野球甲子園大会が始まりましたが、地方大会では熱中症の症状で試合が中断されることが起きています。
3.7月には、部活動を終えて帰宅した女子生徒が熱中症の疑いで死亡しています。
上記については、組織の管理体制が問われています。その反面、登山では、体調不良などでの遭難事故が多発していますが、個人の問題として、批判を受けています。
 
私も、長年、夏には、キャンプや登山を楽しんできた人間ですが、このように最近の状況をみていると、救急体制や救助体制も考慮し個人的な判断よりも、制度的に禁止や制限をかけるべき時ではないでしょうか。

※たとえば、富士登山で複数回遭難事故が発生すれば、山岳救助隊が何回も山を往復しなければならない状況が生まれます。その為、下手すれば、2次災害の危険性もあります。

Author: hiro2017

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です