今月、富士山の山開きが行われ、今週末には連休があり、夏山シーズンを迎えました。
これから、各地で登山者が増えてくるでしょう。登山する際には、天気予報も気になりますが、ここ数年、熱中症対策も以前以上に増しています。その為にも、熱中症警戒アラートも確認しておきましょう。4~5年前あたりからだと思いますが、天気予報の中で、暑さ指数に基づく熱中症警戒アラートが発表されるようになっています。日常生活における熱中症の危険性を指数で表していますが、激しい運動でもある登山ではより、注意が必要です。
暑さ指数(WBGT)とは?
国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。
暑さ指数が31以上で、運動は原則禁止、28~31は、厳重警戒(激しい運動は中止)となっています。参考までに、暑さ指数28は、気温31℃に相当します。
この夏、山へ出かける方は、熱中症警戒アラートも確認しつつ、水分や塩分補給をしながら、山歩きを楽しんでください。
詳しくは、環境省熱中症予防情報サイトでご確認ください。