山とは関係ありませんが、
富山県のプールで5歳の男児が溺死した事故がありました。
私は30年以上前に、海辺のキャンプのスタッフを経験し、アウトドア活動の指導において、海や川など、水辺の安全管理についての講習を受けた経験があります。そして、個人的には、スイミングスクールは、指導員の資質や監視体制の面からも安全管理はしっかりしていると思っていました。その為、今回、事故が起きてしまったということは、日頃の監視体制に大きな不備があったのではないかと考えます。
そのころ、水辺の安全管理の資格として、日本赤十字社の水上安全法の資格習得が推奨されていました。その講習の受講には、クロール、平泳ぎともに100m以上。そして、どちらか一方が500m以上の泳力があることでした。私には、そこまでの泳力はなかったので、受けませんでしたが、その資格を取り、プールの監視員をしていた方もいました。今でも、水泳指導員は、水上安全法の資格を取るように推奨されているのではないでしょうか?その後、ライフセーバーが人気になり、その資格も広まるようになりました。
今回の事故を受け、各地のプールでも監視体制の再確認を行った方がよいでしょう。また、これからゴールデンウィークですが、河原ではバーベキューやキャンプなどで賑わい、飲酒後に川の事故が起きやすくなっています。再度、気を付けたいところです。