少し前に掲載したヤマケイ文庫「御嶽山噴火」の話のつづきです。登山は自己責任。しかし、御嶽山噴火において「自己責任」という言葉は「使用禁止」だった。というくだりがありました。 その上で、著者自身の「自己責任」の考えが書かれています。
「自己責任」=「自分の命は自分で守る責任。」
危険予知、回避、対処ができたとしても100パーセントの安全は、自然界では存在しない。
詳しくは、手にとってお読みください。
そのうえで、個人的には、山に登る計画段階から始まっていると思っています。
それは、以下の2点を備えていることです。
・自分のスキルに合った山選びができること。、
・何かあった時には、 自分で対処できる能力(危機管理能力)を身につけていること
御嶽山噴火生還者の証言 増補版
あれから10年
著者:小川さゆり
出版:ヤマケイ文庫
発行日:2024年9月15日