夏山シーズンに入り、ワンランク上の登山に挑戦する方、または、定期的にお気に入りの山を登っている方、山の楽しみ方は人それぞれです。そこで、楽しみ方のひとつとして、私個人が考える「わたし流山歩きを3倍楽しむ方法」を紹介します。以前(数年前)にも書きましたが、山歩きをする方が増えてきたようなので再度掲載します。前回、このテーマで書いたとき、4回シリーズとなりましたので、たぶん、今回も4回シリーズとなるでしょう。
私は、山歩きを始めて20年以上になりますが、山歩きには、当日の山歩きを含め、次の3段階を楽しんでいます。
1.計画準備
2.当日の山歩き
3.下山後の記録
1.計画準備の段階
ひとつめは、どこの山へ登ろうかと考える楽しみです。
最近は、ブログやSNSを見て、登りたい山を決める方が多いと思いますが、私が始めた頃は、ガイドブックを見て登りたい山を決めていました。また、旅番組などで、登山をやっていたらそれらもチェックしていました。気を付けることは、登りたい山と登れる山は異なることです。自分の体力や技術にあった山、あるいは、コースなのかも確認が必要です。
2.当日の山歩き
ふたつめは、当日の山歩き。ほとんどの方は、ピークハントを目的にしていると思いますが、それ以外のプラスアルファの楽しみをみつけること。私は、周りの景色を写真に撮り、ホームページに記録しています。他の登山者を見ていると、絵を描く方、山の食事に凝っている方と、いろいろな楽しみ方をしています。
3.下山後の記録
みっつめの楽しみは、下山後に、山歩きで撮った写真の整理や、山歩きの記録を残すことです。次回の山歩きの参考にもなります。始めた頃は、ワープロ専用機で、コースタイムなどを記録し、写真もアルバムで保存していました。たぶん、多くの方もしていますが、ここ十数年は、ホームページとブログ作成です。
snsを参考に登山を始めると、思わぬ山岳事故に遭う場合があり、下記の本は、IT時代の山歩きにおいて、どのように活用すればよいかなどを紹介しています。
ヤマケイ新書 IT時代の山岳遭難