山はおそろしい 必ず生きて帰る! 事故から学ぶ山岳遭難 (幻冬舎新書)

山はおそろしい 必ず生きて帰る! 事故から学ぶ山岳遭難
幻冬舎新書
羽根田 治

まずは目次で関心を持った下記の2つを読んで見ました。
1.登山前日に道具を買う危うい初心者たち
2.登山用具の盗難は近年増加の様相

1.登山前日に道具を買う危うい初心者たち
アウトドアショップの接客の話で下記のような初心者がいたそうです。
「夏山の経験もなしに冬に赤岳を登りたい」
「明日、八ヶ岳に行くから靴をください」
 繰り返し登山ブームが起こり、山岳事故も度々報道される中、まだ、このような登山ビギナーがいるんだと思いました。私の場合、新しい靴を買うと、まずは、家の近くで歩いてみて、その後、高尾山などの低山ハイク、そして、中級登山で使用していました。山道具にしても、同様です。しかし、初めて登った山が富士山という人もいますが、同じような感覚なのでしょうか。

2.登山用具の盗難は近年増加の様相
最近、キャンプ場での盗難の話はよく聞きますが、登山でも盗難かと驚きです。
たしかに、テント泊での登山だと荷物を置きっぱなしだし、小屋泊まりでも、山小屋に荷物を置き、山頂への往復を行うことがあるので、盗難も起きやすいことは確かです。しかし、盗難の為に何時間もかけて山歩きをしているんですかね。
 たしか、20年ぐらい前の一時期、登山口付近の駐車場で車上荒らしが頻発しているという話は聞いたことがあります。対策として、鍵は閉めないように(鍵をしめていると窓ガラスを割られ修理代の方が高くつく)、1000円程度の見せ金を置いておくように(取るものがないと、うっぷん晴らしに窓ガラスを割られる)、といったことがいわれていたような気がします。

その他にも、そうなんだ!、なるほど!と思うような事例もあります。興味がある方は、購入して読んで見てください。

Author: hiro2017

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