登山ブームの中でのトイレ問題

ここ数日で、下記のような残念なニュースが2件ありました。
一つ目は、
野口健氏が悲鳴。尿入りペットボトル
富士山の清掃活動を行っているなかで「尿入りペットボトル」だらけの現場に出くわしたというもの
二つ目は
六甲山の麓にあるお寺のトイレが撤去
境内にある参拝者用のトイレを使用するハイカーのマナーが悪いため、撤去に踏み切ったというもの

ここ数年、私は主に管理されたトイレがある低山ハイクばかりで、中級以上の登山は行っておらず、現在の状況は知りませんが、ニュースを見る限り、ひどい状況だなと感じました。私が登山を始めた30年近く前は、「キジうち」や「花摘み」などといわれていましたが、その後、「富士山の白い川」が問題となり、環境問題への取り組みとして、装備としての携帯トイレの推進活動が行われてきたという記憶があります。
しかし、最近、新たに登山を始める方が増え、登山ブームが起こる中、過去のこのような問題を意識せずに登っているのかな?とも思っています。

ちなみに、昨年発売されたヤマケイ新書の山小屋クライシスの中でも、トイレ問題が掲載されています。

Author: hiro2017

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