富士山登山鉄道の導入断念(山梨)
山梨県が「富士山登山鉄道構想」について 鉄道を敷設する路面電車の導入を断念し、ゴム製のタイヤで走行する新たな交通手段の導入する検討を始めたとニュースがありました。
登山鉄道の導入目的は、自然環境を守る為のオーバーユース対策のひとつだと思われます。
登山者が増えれば、登山道の浸食やゴミの問題、また、5合目までの交通問題(車やバスの排ガス)などが挙げられています。
今月のヤマゲイに富士山の登山者数の推移が 掲載されていましたが、コロナ禍以前の人数にもどり、20万人を超える登山者でした。2ヶ月程度の開山期間中にこの人数の登山者が登っているのです。入山料の徴収と合わせて、人数を減らしていかなければならないでしょう。
しかしながら、富士山における環境にやさしい登山者の人数の限度とはどれぐらいなのでしょうか?今までに、具体的な数値を見かけたことはないのですが、数値目標はあるのでしょうか。
また、今回の報道に関して、新たな交通手段とありますが 個人的には、バスとの違いがわからないのですが、違いはあるのでしょうか。先週から、この手のニュースがいくつか報道されていますが、まだまだ、分からないことが多いです。