野外活動における安全管理について

 前回、トレイルランニング練習会の遭難事故について記事を書きました。そこで、今回、野外活動における安全管理を少し書いておきます。ただし、私が体系的に学んだのは、30年以上前なので参考程度にしておいてください(基本的なことは変わっていないと思いますが、追加で必要なことがあると思います)。
 野外活動中に危険はつきもので、それとどうかかわり、どのようにして安全を確保するかが安全管理もしくは安全対策です。そのかかわり方は、「稀釈」「中和」「回避」の3つがあります。また、危険因子としては、下記の5点が存在します。
 1.地形:崖、中州 …
 2.天候:豪雨、雷 …
 3.動植物:へび、ハチ、毒キノコ …
 4.環境(身のまわり):火(焚き火、かまど)や刃物(ナイフ、包丁、ナタなど)の管理
 5.その他:工作物や食中毒
 
 そして、安全に活動するためには、それぞれの危険因子に対してどうかかわるかですが、かかわり方は、対象者の経験やスキルによって変わってきます。その為、ここでは、どう行動するかは一概には言えません。個々で考えてみてください。

 例えば、今回のトレラン事故について、
 1.地形 練習会として、安全なコースだったのか?
 4.環境 リーダーは、遭難者からの連絡に対し、登り返すように指示をしているが正しかったのか?

 以上

Author: hiro2017

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