2010年6月に起きた浜名湖カッターボート転覆事故について
事故当時、新聞記事を読んで、個人的な野外活動経験を踏まえての私見。
単純に考えても下記のような問題点があると考えられる。
・気象予報の確認
・情報共有
・実技経験の有無
連日、報道された内容でしか知ることができません。しかし、その報道の中から、野外活動を行う者としてあまりにもずさんな運営だったのではないかと推測されます。
1.大雨や強風などの注意報が出ていたのにも関わらず、ボートを出したこと
2.青年の家の所長と校長先生が、実施を行うにあたり話し合いをしていなかったこと
3.ボートをえい航するにあたり、所長はその経験がなかったこと
あと、青年の家の運営が、この4月に、指定管理者制度で県から民間に変わったばかりだそうだ。
指定管理者制度自体は、悪いとは思わないが、選定方法に問題がなかったのか?疑問に残る。
また、報道がされるたびに、学校側と青年の家側で話の食い違う点があることも気になります。
※以上、事故当時、新聞記事を読んでの感想
事故概要
発生日:2010年6月18日
野外教育活動の一環として手こぎボートで沖に出た4艇のうちの1艇が転覆し、約20人が投げ出され、ボートの下に取り残されていた女子生徒が1名亡くなった。
私自身、最近は、たまに登山にでかける程度ですが、約20年前に海辺でのサマーキャンプでボランティアリーダーも経験し、手漕ぎボートを指導した経験もあります。
外部リンク
事故概要から報道、裁判の経過まで記録されています。
浜名湖カッターボート転覆事故を考える