ゴールデンウィークに群馬県みなかみ町でラフティングの水難事故がありました。
みなかみ町といえば、自然を保護し人間社会との共生を目指すユネスコエコパークの認定も受け、環境学習やアウトドアスポーツが盛んだというイメージがあります。そして、そのような場所だからこそ、スタッフの資格や安全管理の面など、しっかりと運営されていると思っています。しかし、今回の事故について、断片的な情報しか確認していませんが、おろそかにしていた部分があるのではないかと感じます。
報道によると、スタート時点では、ヘルメットやライフジャケットを着用していたが、事故後、ライフジャケットを付けていなかったといわれています。これが本当ならば、スタート時点の説明やチェックが行われていたのか疑問に感じます。自然が相手の活動には、基本的な安全管理と日々かわる状況に応じた対応が必要です。みなかみ町の他の運営会社も再度、安全確認を行ったそうです。
装備の安全管理に関しては、登山でも同じことがいえると思います。
みなかみ町エコパーク